来賓の卒業式の祝辞
卒業生の皆さん。本日はご卒業まことにおめでとうございます。
ご臨席の保護者の皆様には心よりお祝いを申し上げますと共に、校長先生ならびに諸先生方のご功労に対し、改めて敬意を表したいと存じます。
卒業される皆さん。皆さんはこれまではご両親に守られ、先生に守られ、学校という安全なカゴの中で、学生という肩書きによって文字どおり“加護”を受けて参りました。しかし、これからは一人前の大人として責任と自覚を持って行動することが求められます。
特に今年は、日本は未曽有の経済危機といわれる状況にあり、皆さんは非常に厳しい環境に身を投じることになります。時には「辛抱」や、「忍耐」という経験も積むこともあるでしょう。しかしながら、皆さんが夢を持って、その夢までいかにして到達するのかを強く心に思い描けば、必ず道は開けます。
努力も、忍耐も、結果としては「すばらしい経験」となって、皆さんの中に蓄積されていくことでしょう。
例えば、人が物事を判断する時、知識だけではなく「経験」が非常に重要な役割を果 たします。
これまでの学校生活で学んで来たことが「知識」だとすると、これから先の人生で得られる「経験」が皆さんを格段に豊かな人間にしてくれます。
こんな時代だからこそ、どうか皆さん、恐れず、ひるまず、前向きにチャレンジしてください。どんな経験も必ずみなさんを育ててくれます。
えー。さて。
結びにあたり、少しだけ私の経験をお話ししましょう。私は社会人になって○○年になります。私の経験から間違い無く言えることは、学生時代の友人ほど、本音で語り合える相手はおりません。
皆さんには友だちと呼べる人が何人いますか?上下の関係なく、プライドも見栄もなく、苦しい時もつらい時も腹を割って語り合える友が、人生の宝となります。何かあったときに本音で語り合える友人をどうか大切にしてください。
この先どんなことがあっても、皆さんの年齢が変わっても、職業や肩書きが変わっても、学生時代の友人とは一生裸の心の付き合いができます。
最後になりましたが、○○(学校名)のご発展と卒業生ならびにご臨席の皆様のご健勝とご活躍をお祈りいたしまして、私からのお祝いの言葉とさせて頂きます。
本日はまことにおめでとうございました。
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